




古来より人々は、地域で収穫される作物や原材料を手仕事で加工してものづくりを行ってきた。
そのため、地域の自然と人々の生活は目に見える形でつながり、自然と人々は長い間共に歩んでくることができていた。
やがて工業化がすすみ、手仕事によるものづくりは機械生産による工業製品にとって代わられるようになった。
それにより地域の自然と人々の生活は切り離され、自然と人との関係性や「一つのものを大切にする心」も薄らいできている。
当事業では「手仕事」により地域の自然や生産をつなぎ、「地域の持続可能性」について考えるきっかけを作る。
1回目の講座では、地域の特産品である『筑前クロダマル』(黒豆)収穫と、リユースの観点から豆袋を活用したエコバッグ作り体験を提供する。
※ 筑前クロダマルとは、九州を主とした暖地向けに育成された大粒の黒大豆。
光沢があり、やさしい甘さが特徴。茹でた黒豆は、まるで栗のような味わい。